NAN 株式会社日本アセットナビゲーション

会員登録をされた方、弊社セミナー・個別相談時に会員登録いただいた方はNAN物件情報を含む全てのコラムをご覧いただけます。(入会費、年会費はかかりません)

※パスワードをお忘れの方はこちら

登録

image
SCROLL

卯年の相場跳ねる? 日経平均、大幅反落で幕開け 市場の不安色濃く/毎日新聞

2023/01/07 ライフプラン

image

昨年は4年ぶりに年間ベースで株価が下落

 23年のドル円相場の見通しについて、「日米金利差の縮小により円高・ドル安が進む」としている

「『卯(うさぎ)は跳ねる』と言われている。縁起の良い格言にあやかり、株式市場も大きく跳躍する年になるよう期待している」――。東京証券取引所で4日に開かれた大発会の式典で、東証を傘下に持つ日本取引所グループ(JPX)の清田瞭最高経営責任者(CEO)は2023年のえとを引き合いに、株価上昇に期待した。だが、ふたを開けてみれば同日の日経平均株価は大幅に反落。市場の不安心理を色濃く映し出すスタートとなった。

 

 えとの卯(う)にちなむ株式相場の格言は「卯は跳ねる」で、株価が上がる1年とされる。昨年は4年ぶりに年間ベースで株価が下落しただけに、市場関係者は格言通りの株価上昇に期待を膨らませている。

卯年の株式相場は「跳ねる」?拡大
卯年の株式相場は「跳ねる」?

 野村証券によると、1927~2011年の過去8回の卯年のうち、年末の株価が前年末を上回ったのは5回。十二支の中では巳(み)年と並んで7位タイと平均的な成績だ。ところが、上がる時は大きく「跳ねる」。過去8回の年間騰落率を平均すると15・5%で、十二支中3位に浮上する。30%を超えた年が計3回(第二次世界大戦勃発の39年、朝鮮戦争特需の51年、ITバブル期の99年)あるのも特徴だ。

 

では、今年の相場は実際にどうなりそうか。厳しい滑り出しとなったものの、市場では日本株は上昇の流れに向かうとの見方も多い。世界景気が減速に向かう中、国際通貨基金(IMF)は23年の成長見通しで主要7カ国(G7)中、日本が唯一、前年比でほぼ横ばいを維持すると予想している。日本は物価上昇が米国や欧州各国ほど進んでおらず、マネックス証券の広木隆チーフ・ストラテジストは「日本の景気の底堅さが海外投資家の資金を引きつける要因になる」とみる。少額投資非課税制度(NISA)の拡充もプラス材料となり、日経平均の上値のめどは3万2200~3万4500円と強気の予想を立てる。

 これに対し、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジストは、今年の前半は欧米の景気後退懸念の高まりの影響を受け、日経平均は2万5000円台で推移する可能性があるとみる。実際、4日の東京株式市場では前年末比377円64銭安の2万5716円86銭で取引を終えた。「ゼロコロナ」政策の見直しで混乱する中国経済の減速懸念もあり、世界経済の先行きへの不安感が強まっている。

2023年の株価と為替はどうなる?拡大
2023年の株価と為替はどうなる?
2023年の株価と為替はどうなる?拡大
2023年の株価と為替はどうなる?

 

ドル円相場はどうか。昨年は米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレを抑え込むため大幅な利上げを続けたため、一時は1ドル=151円台まで円が売られ、約32年ぶりの円安水準を更新した。しかし、足元では130円台まで円高方向に戻している。昨年後半にかけて世界経済の後退懸念から原油価格が下落に転じ、米国のインフレにピークアウトの兆しが出ている。利上げペースが落ちるとの見方からドル売りが進行。昨年12月には日銀が長期金利の上限を0・5%程度に引き上げており、さらなる上限引き上げへの思惑から円高圧力が強まっている。

 23年のドル円相場の見通しについて、大和証券の多田出健太シニア為替ストラテジストは「日米金利差の縮小により円高・ドル安が進む」として、1ドル=123~133円のレンジを予想。また、SMBC日興証券の野地慎チーフ為替・外債ストラテジストは、FRBが市場予想に反して利下げを決めれば、一気に1ドル=119円まで円高が進む可能性もあるとみている。

 

 

参考元:【卯年の相場跳ねる? 日経平均、大幅反落で幕開け 市場の不安色濃く | 毎日新聞 (mainichi.jp)

 

 

 

弊社のご案内している不動産投資とは?

まずはお気軽にお問い合わせください。

(お申込みの際は「資料請求」にチェックを入れお問い合わせください。資料はメールで送付いたします)

613